お客様 各位

日頃は弊社のサービスをご利用いただきまして、 誠にありがとうございます。
本日、2019年4月1日をもちまして、イーデザインショップは創業24周年を迎えました。

これもひとえに、お取り引きいただき支えてくださった皆様の温かい御厚情の賜物と心より深く御礼申し上げます。これを機に関係者一同心を新たにして 皆様の御期待に添えますよう一層努力してまいる所存でございます。

今日は新元号「令和(れいわ)」の発表がございました。この時代の節目を感じる日に、創業当時のことを思い出します。私はグラフィックデザインという商業広告の分野で独立をいたしました。エイプリルフールを創業の日に選んだのは、私の自信のなさの現れでした。初日は何をしていいのかわからず、米屋の2階の6畳一間にあった事務所のドアを拭くことから、スタートしたのを今でもよく覚えております。これも近い将来いい思い出になるさ、そう楽観的に思っておりました。それからタウンページを取り出して、テレアポと言われる営業を試すことにしました。そこで感じた現実は、独立前から何とかなるさと思っていた私の心を打ち砕く厳しさでした。グラフィックデザインにお金を払う人は身近にいない。そもそもグラフィックデザインという言葉の意味が通じる人たちが身近にいないという事実でした。ましてテレアポするグラフィックデザイナーに仕事を出す人なんていません。私は危機感を持って、デザインを売ることをやめました。会社のお困りごとやお悩みごとに寄り添って一緒に解決をすることなら、何でもやろう、そう決めて以来、「解決デザイン相談所」という私独自のスタイルができていくことになりました。「問題をデザインで解決する」私たちの理念は俳句でいう下の句。長年やっていくうちに、なぜ?という答え、「誰もが自由に生き方を選択できる世界のために」というお客様と一緒に目指すビジョン、上の句が見つかっていきました。私たちは「誰もが自由に生き方を選択できる世界のために、問題をデザインで解決する」。これまでの24年の実践でもまだやっとスタートラインのような気持ちです。来年は、一つの目標にしてきた25周年。創業まもない頃に招かれたある会社の25周年パーティーで、社長さんが奥さんを表彰していたシーン。若かった私は何だか気恥ずかしい思いと一方で、自分にもわからない感情で心が震えていました。感動してたんですね。あの社長さんの思いは、25周年になったら自分に理解できるかな?私にもできるのかな?わからずとにかくコツコツ1年1年を積み重ねていくうちに、綱を渡るように、前に転がり込むように、不器用で不恰好ながら今日を迎えさせていただきました。みなさまに心から感謝を申し上げます。ありがとうございます。

今後とも変わらぬ御支援御愛顧を賜りますようお願い申し上げます。まずはこの場を借りまして創業24周年の御挨拶とさせていただきます。

敬白